今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、恋人と金銭感覚の違いを感じた時、この先一緒に居られる相手かどうかを見極めるポイントをまとめてみました。
まとめてはみたものの、それぞれ事情って違うから読んでみて、質問や相談などあれば遠慮なく送ってください!
専門家としてお答えします!
金銭感覚の違いは、育った環境が関係している事が多い
金銭感覚は、育った環境によって左右されやすいです。
例えば、子どもの頃にお金で苦労している両親を見て育ったら、出費に対して極端にシビアになったりと、お金に対する執着が強くなりがち。
その人にとって、お金が身を守る手段でもあるんですよね。
逆に、お金で苦労する事なく恵まれた環境で育った人は、物事を決める基準の中に「お金」が含まれていなかったりします。
羨ましい反面、自分の収入に見合った金銭感覚がないかと思うと恐ろしくもありますよね……。
その他にも、子どもの頃欲しいおもちゃを買ってもらえない事が多かった人が、反動で趣味にお金をつぎ込む、というようなケースも。
金銭感覚のズレは、若いうちならすり合わせる事もできる
金銭感覚のズレを感じているけど、それでもやっぱり彼が好き!って時は、若いうちならまだ改善の余地があるかもしれません。
社会人になって完全に自分の金銭感覚が定着している大人に対して全ての感覚をひっくり返すのは難しいですが……。
学生や、社会人になりたてくらいなら、金銭感覚のズレを修正できるかどうか試してみるべき!
自分で生活するようになって気付く事も多いし、他人の金銭感覚を知って学ぶ事もあるからです。
付き合っていく中で2人のルールを設けてみて、彼もムリなくルールに沿ってやっていけるなら、金銭感覚をすり合わせていける相手なので、別れる必要はなさそうです。
金銭感覚の違いその1、許せないこだわりがある
金銭感覚の違いに気付く瞬間1つ目は、許せないこだわりを感じた時です。
お金に執着しすぎる傾向がある人は、ムダな出費や死に金を嫌います。
許せない出費の例……
・バスや電車じゃなくタクシーに乗る
・少し高級なお店での外食
・デートでのチケット代や入場料など形の残らない出費
一般的な金銭感覚を持つ人にも「節約」という概念はありますが、金銭感覚がズレている人は、次元が違うところまで極めた状態。
普段、チリも積もれば~の精神でコツコツ努力している分、己が不要と感じるものに英世や諭吉が消えていくのは確かに耐えがたいかもしれませんね……。
金銭感覚の違いその2、欲しい物はすぐに買ってしまう
金銭感覚の違いに気付く瞬間2つ目は、欲しい物をすぐに買ってしまう時です。
今しか手に入れられない物や、運命的な出会いで絶対に欲しい物を衝動買いするのは、経験がある人も多いと思います。
だけど、何に対してもこんな買い物のしかたでは後々、使い過ぎて金欠になるのが目に見えていますよね。
欲しくても1日家でじっくり考えるとか、もっと安く手に入れる方法を探してみるなど、慎重に判断したほうが良い時もあります。
「なくなればまた貯めれば良い」ってくらいどっしり構えてみたいけど、現実はもしもの時に備えてある程度の貯金は必須……。
金銭感覚の違いを感じたら、自分の心が貧しくならない選択を!
金銭感覚の違いを感じたら、自分の心が貧しくならない選択をしましょ。
彼氏や夫がお金に対して執着が強い場合、一緒に節約を楽しめたり、自分の感覚にも歩み寄ってくれるなら、金銭感覚の違いがあってもうまくやっていけそうですよね。
ただのケチじゃなくて、ここぞという時ドカンと使えるお金を貯められる彼氏なら、心強いくらい。
それに対して、思い出や経験、かけがえのない時間に価値を感じられない「いつ何時もお金がイチバン」な彼氏と一緒にいるのは、自分の気持ちまで貧しくなったように感じませんか?
いくらお金が貯まっても、心が通い合わないのは寂しいです。
彼氏や夫が使い過ぎてしまうほうに金銭感覚がズレている場合、足りなくなった分を補うのは自分になるワケです。
勝手に買い物してきたり、本人が楽しむだけの使いみちだったら、お金のやりくりのシワ寄せをくらう事にモヤモヤ……。
なにより、好きな人とお金の事でケンカになるって思った以上に心をすり減らします。
一緒に居られるかどうかを見極める確認方法は、お金のせいで自分の気持ちが貧しくなっていないか、です。
筆者:久我山ゆに