今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、夫婦を再構築する方向に進もうとしているアナタへ、夫婦再構築の心得をまとめてみました。
夫婦の再構築を決意するまでに起こったトラブルとは?
夫婦関係を揺るがすトラブルの主なものは、以下の通り。
浮気
夫婦のどちらかの浮気。全てのケースが当てはまるワケじゃないけれど、夫の浮気よりも妻の浮気のほうが夫婦の再構築への難易度は高い傾向があります。
理由は、男性の浮気は「カラダの浮気」なのに対して、女性の浮気は「心の浮気」になりがちだから。
再構築するには夫婦がもう一度信頼し合えることが必要です。
セックスレス
多くの夫婦が年齢を重ねれば、だんだんとなくなっていくようですが、若い夫婦のセックスレスや、子どもを産むかどうかをうやむやにしたままのセックスレスは、夫婦関係を壊すには充分な原因になります。
身体の関係が全てじゃないとはいえ、男性(女性)としての自信を失ったり、家族計画について話し合えない不安や寂しさは放置できない苦しみです。
すれ違い
夫婦なのに大事なことを話し合えない、肝心なところで支え合えない、という風に夫婦の間にすれ違いが生じてしまうと、何の為の夫婦関係なのか分からなくなってしまいますよね。
金銭問題
夫婦のどちらかが借金を作ってしまった、家計のやりくりでトラブルになった、などお金の問題は夫婦間の信用を失う威力を持っています。
生活がかかっているので、うやむやにできない事も多いんです。
夫婦関係の再構築が難しい、モラハラ・DV
夫婦関係を再構築するのが難しい、モラハラやDV……。言い換えると言葉の暴力や体への暴力。
これらは育ってきた家庭環境が関わっていたり、カナリ根深い問題で、ちゃんとしたカウンセリングや治療が必要な場合もあります。
そして何より、再構築の為に耐えようとすればするほどエスカレートしてしまうのがモラハラやDVなんです。
夫婦の再構築よりも、まずは自分を守ること、治療することが最優先です。
夫婦関係の再構築は別れるよりも過酷
夫婦関係を再構築するって、お互いにカナリの努力が必要になります。
相手任せにせず、自分も歩み寄ること、固定観念を捨てて2人にとってベストな夫婦の形を見つけることが重要です。
「夫婦とは」「妻だから」「夫なら」というように、無意識のうちに夫婦の在り方を決めつけている部分ってあると思います。
それを思い切ってなくしてみると、見えなかったものが見えてくるハズです。
夫婦の再構築を決意したら、折り合いをつける方法を見つける
夫婦関係が破綻寸前までになったトラブルなので、相手への不信感や不満はサッパリ全てクリア、とまでは気持ちが追いつかないと思います。
だけど、このまま相手を信用できないまま夫婦の再構築を試みても、グラグラした場所に立っている夫婦には難しいですよね。
「もう一度信じてみると腹をくくる」「何かしらのペナルティを課してチャラにする」「次に同じ過ちを犯した時の条件を決める」などなど、気持ちに折り合いをつける方法を見つけましょ。
夫婦の再構築に不可欠なのは、コミュニケーション
夫婦の再構築に向けて、トラブルを解決できても、まだまだ最初のスタートラインってところ。
これからは今まで以上に夫婦のコミュニケーションが必要になってきます。
コミュニケーションの方法はそれぞれですが、一緒に食事する機会を作る、マメに連絡を取り合う、同じ部屋で寝る、などなど……
自分達に必要で、尚且つ続けられる方法を選びましょ。
筆者:久我山ゆに