今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、生涯未婚率が増える理由と、これからの時代でどう生きていくべきか？をちょっとまじめに考えてみました。
将来に不安を抱えたり、自信をなくしていませんか？
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男性の生涯未婚率、4人に1人の時代に……
男性の生涯未婚率は現時点で4人に1人……、2040年頃には約30％になるとも言われています。
女性は約20％程度に留まっていますが、結婚しない選択をする男性が増えるという事は、結婚願望がある女性も相手を見つけるのが今よりも困難になるかもしれないってこと。
自分の人生プランに大きな変化がなくても、世の中の変化を把握しておくのは大事なんですね。
生涯未婚率が上がり続けるのは、自由を失いたくない・必要性を感じないから
生涯未婚率が上がり続ける理由……つまり結婚しない理由は、自由や気楽さを失いたくないし、必要性を感じないからです。
仕事や趣味など、熱中したい事があったり、自分自身の為にお金や時間を使いたいと思っている人が多いことが判明。
将来の年金や老後の保障も不安定な中、結婚して家族の生活まで責任をもつのは確かに覚悟のいる選択ですよね……。
自分の生活を充実させるのに手いっぱい、というのもなんだか納得です。
生涯未婚率が上がり続けるのは、結婚後の生活が不安だから
生涯未婚率が高い理由は、結婚後の生活が不安だからです。
結婚すれば、子どもをもつ夫婦も多いですよね。だけど、昔みたいに出産後の妻がずっと専業主婦を続けられる家庭は少数派。仕事に復帰したりパートで家計を支える主婦がほとんどです。
なのに、保育園の空きがなかったり、子持ちの女性が働ける環境が少なかったりと、世の中の仕組みが追いついていないのが現状。
夫の育休制度についても同様で、ジワジワ広まりつつあるとはいえ、全ての企業や上司が理解があるとは言えません。
世の中の仕組みが子育て世代に優しくないからには、せめて夫婦間は協力し合える関係でありたいですよね。
「子育ては母親の仕事」と昭和のオヤジのような感覚の男性とは結婚できない、と女性は感じているのかもしれません。
生涯未婚率が高いなら、男性は早い段階で準備を始めるべし
生涯未婚率の高さはさておき、自分はいずれ結婚する気まんまんだぞ！ と思っている男性……のんびりしすぎには要注意かもしれません。
出産を考えて早めに結婚を意識する女性に比べ、男性は、収入が安定したり責任ある仕事を任されるようになる頃にやっとジワジワ結婚に意識が向くんじゃないでしょうか。
だけど、男性が結婚を意識する頃には同年代の女性はすでに人妻……、そこそこのルックスや収入がある、いわゆるハイスぺ男子じゃないと若い女性は振り向いてくれないというワケです。
生涯未婚率の高さに貢献しない為には、早い段階でできる事から準備を始めておくべしです。
生涯未婚率が高いなら、女性は出産と仕事についてしっかり考えるべし
生涯未婚率が高い＝女性は自分の収入で老後の生活まで考えておく必要があります。
独身だと、働き盛りのうちは余裕のある生活ができるハズ。
だけど、収入源は自分1人で、体が動かなくなっても手助けできる夫や子どもはいないワケです。身近に動ける人がいない場合、便利なサービスを利用してお金で解決するしかないので、貯金は必須！
生涯未婚だけど、子どもは欲しい、と考える女性もいますが、この場合、自分プラス子どもの生活費が必要になるので、ますますお金は必要になります。
「いずれは結婚したいけど、今は必要性を感じない」という場合。出産も視野に入れているなら、年齢を考えつつ早めに婚活を始めたほうが良いといえます。
実際に結婚するかどうかはさておき、諦めなきゃいけないことが増えないように、「仕事」や「出産」についてしっかり考えておきたいですね。
筆者：久我山ゆに
