妻だけEDが原因で離婚に発展するケースもあるので、夫婦にとって深刻な問題です。
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、妻だけEDの原因をもとに、予防法を考えてみました。
妻だけEDというワードに傷ついてしまった、夫の気持ちが理解できない、とモヤモヤしていませんか? ひとまず被害者側の視点を置いといて、妻だけEDについて詳しく知る事から始めましょ。
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妻だけEDの原因は、子作りへのプレッシャー
妻だけEDになるきっかけとして多いのは、子作りへのプレッシャー。
特に、妻が子どもを強く望んでいる場合に夫の気持ちが追いつかなくなることが多いようです。
タイミング療法で行為をする日を指定され、あからさまに精のつく料理をズラっと並べられたら、愛を確かめ合うどころか、もはや「義務」や「作業」……!
男性は繊細な部分があるので、妻が張り切るほどプレッシャーを感じてしまうんです。
だからって、夫が子どもを望んでいないワケじゃありません。子作りに意識が向きすぎると、愛情を確かめ合う行為に集中できず、うまく身体が反応しない、ってカンジに近いのかも。
子作りについて話し合うのは良いことですが、ガチガチに追い込むのは逆効果!
気分が乗らない時や、忙しそうな時は、「次の機会でも良いか」と思えるくらいの余裕を忘れずに!
「今日は絶対早く帰ってきてね」「絶対寝ないでね」のようなセリフは圧を感じやすいので要注意です。
妻だけEDの原因は、妻に女性としての魅力を感じない
妻だけEDの原因2つ目は、妻を子どもの母親として見てしまうとか、女性として見れなくなった、というものです。
これには妻だって言い分がありますよね!
女性としての美しさを保つには、時間もお金も必要。育児で自分のケアまで手が回らなかったり、自分のオシャレにお金を使うのを我慢していたり、という事情があるんです。
それなら、夫に協力してもらうべき。
キレイな妻でいて欲しいなら、美容室に行く時間や服や化粧品を買うお金も確保したい! そして何より、オシャレした時に褒めてくれるのは夫の役目ですよね。
妻がキレイになる為には夫の協力が不可欠なんだと解ってもらいましょ。
妻だけEDの原因は、傷つきたくないから
妻だけEDの原因3つ目は、これ以上傷つきたくないから。
過去に妻に拒否された経験が、思いのほか心にずっしり残ってしまう男性は意外と多いようです。
妻には妊娠や出産によるホルモンバランスで仕方ない事情もあるんですが、断られる側のダメージは妻の想像以上。
軽く言った言葉や、覚えてないような言葉がずっと刺さってしまう事もあるので、断る場合もフォローはしっかりと!
そして、過去に発してしまった言葉は消えないので、その場合は、夫に誘われるのを待つんじゃなく、自分が積極的に行動を起こして歩み寄りましょ。
妻だけEDが招く悲劇……夫の浮気
妻だけEDが招く悲劇とは、夫の浮気です。
夫にとっては、男性としての機能が働かないのはとんでもなくショックな事。
本当にできないのか確かめたい気持ちと、男としての自信を取り戻したい気持ちから、他の女性に欲をぶつけてしまうというワケです。
妻だけEDが原因の浮気は、夫が苦しみから解放されるのと引き換えに、妻が何倍もの苦しみを科される悲惨なもの。
夫が過ちを犯す前に、妻だけEDという問題に夫婦で向き合う覚悟を決めるべし。
妻だけEDを乗り越えるには、夫婦で話し合うこと
妻だけEDを乗り越えるには、夫婦で時間をかけて再構築するしかありません。
妻だけEDでお互いに傷つき、どちらか1人が悪いワケじゃないのは確か。自分の悪いところを素直に認めて、意識改革しましょ。
妻だけEDを克服するには時間をかけて取り組むのが大事なので、すぐに行為に挑戦してもうまくいきません。
まずは、妻=母親のイメージを和らげる工夫から始めて、恋人の時のようにキスやハグでのスキンシップを試みましょ。
妻は夫にプレッシャーを感じさせない事を意識しつつ、自分磨きのほうにチカラを入れるくらいがちょうど良いかも。
夫は、「妻にかっこ悪いところを見られたくない」「バカにされたくない」というプライドに囚われすぎるのをやめましょ。
お互いに被害者意識を捨てて、相手を思いやる事が妻だけEDの克服につながります。
筆者:久我山ゆに