今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、ゆとり世代の良いところも知ってもらうべく、ゆとり世代の特徴をまとめてみました。
ゆとり世代って、具体的にはどこからどこまで?
まず、ゆとり世代ができた背景には、「学校以外の時間を増やして、豊かな人間性を育てよう」というゆとり教育が大きく関係しています。
それ以前の詰め込み型の教育や、受験戦争などの問題への対策として、勉強以外のことも評価していこう! って方針になったワケです。
これがうまくいかず、結果的に学力の低下を招いてしまい、ゆとり教育は見直されることに。
この、ゆとり教育を受けた世代が、1987年4月2日うまれ~2004年4月1日うまれの人たち。
1987年~1988年うまれの人は「ゆとり第一世代」と呼ばれていて、ちょうど昭和から平成に変わるタイミングでもあります。
ゆとり世代の特徴「すぐに結果を出したがる」
ゆとり世代の特徴の1つが、「すぐに結果を出したがる」という特徴。
これは、ゆとり世代がインターネットのある環境で育ったことも関係しているようです。
知りたいことはすぐに調べられる、効率的にやれることが増えてきた頃なので、何でもスマートに効率的にやりたい、と考えるのがゆとり世代の特徴。
コツコツと地味な仕事や、すぐに成果の出ない仕事が性に合わない人が多いかもしれません。
この特徴を、他の世代の上司や先輩に「ラクしたがる」と思われてしまうと、「苦労を知らんゆとり世代めー!」ってことになっちゃいます。
便利なツールを使って、効率的に仕事ができるのは、充分な武器なんだから、ゆとり世代ならではの武器を出すタイミングを見極めることが大事!
ゆとり世代は「打たれ弱い」という特徴も……
とはいえ、何でも簡単に「もうやーめた!」と逃げていたら、それ以上の成長や、その先にある大きな喜びを経験することもできません。
仕事なんて、失敗から学んでいくもの。「ノーミスで当たり前」ばかりが頭にあると、1つ失敗しただけで辞めたくなっちゃいます。
だけど、本当に仕事のデキる人は、失敗した時にちゃんと謝れて、最善の対応ができるのが特徴。ノーミスな人ではないんです。
怒られたり失敗した時は成長するチャンスだと思って、少しだけ踏ん張ってみましょ!
ゆとり世代の特徴「マイペース」
マイペースという特徴は、社会に出た時には「協調性がない」という風に短所に見られがち。
「仕事終わりの職場の付き合いに参加するかしないか」がよく問題になっていますよね。
他の世代の人が「社員同士の仲を深めて仕事にも活かしたい」と考えるのに対して、ゆとり世代の人が「プライベートの時間も大事にしたい」と考えることは悪いことではない!
だって、「学校以外の時間を充実させよう」って育てられましたからね!
でも、「周りの目が気にならない」というマイペースな特徴が目立ちすぎると損してしまいます。
誘ってくれた上司や先輩は、仲を深めたいと良かれと思っての誘いなので、バッサリ失礼な断り方は、ますますゆとり世代の印象を悪くするだけです。
プライベートまで無理して付き合う必要はないハズだ、っていう正論はちょっと置いといて……、
自分の意見を通しつつも、仕事面では変わらず可愛がってもらえるような、上手な断り方ができるようになりましょ。
そして、ゆとり世代のマイペースという特徴は、過剰に振り回されず、状況を正しく判断できたり、暴走して大きな失敗をするリスクを防げます。
自分の特徴、マイペースな性格を、良いほうに活かしましょ。
ゆとり世代の相手を恋愛で攻略するには、型に当てはめない
「男ならこうでしょ」「普通はそうなの!」って自分の価値観を押しつけないように注意!
自分の感覚と少し違う行動や反応があっても、きっと悪気がない事も多いハズ。まずは冷静に相手の言い分を聞きだしてみるべし。
色んな考え方や個性を受け入れる包容力と、さりげなく周囲との関係をフォローする気配りがあれば、マイペースが特徴のゆとり世代との恋愛もうまくいきます!
筆者:久我山ゆに