蛙化現象ってワードが若い世代を中心に使われているけど、蛙化を経験したことはありますか?
すごく好きだと思っていたのに一瞬で気持ちが冷めてしまうなんて、相手はモチロン寝耳に水だし、冷めてしまった側も気まずすぎる……。
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、蛙化現象とは何が原因で起こるのか? そして蛙化しない為にできることを考えてみました。
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そもそも蛙化現象とはどういう現象?
蛙化現象とは、グリム童話の「カエルの王様」が元ネタなんですが、醜いカエルから王子様の姿に戻る展開とは逆で、好きな気持ちが急激に冷めてしまう現象のことです。
片思いで好きな人を追いかける恋愛をしていたのに、相手が振り向いた途端、自分の気持ちが冷めてしまう……というのが今までのパターン。
最近では好きな人のなにげない一面に幻滅する現象を「蛙化する」と表現し、少し違う意味で使われるようになっています。
以前の蛙化は、「あんな素敵な人が私を好きになるなんて解釈違いなんだよな……」と自己肯定感の低さが原因なのに対し、最近の蛙化は好きな人の「おダサな姿」がきっかけになりがち。
蛙化現象の一例
・コップの中でくるくる移動するストローを口で追いかける
・鼻毛が出ていた!
・食事のマナーが悪い
・店員を呼ぶ声に気付かれない
・ケチケチする
蛙化とは、相手を美化しすぎると起こりやすい現象
蛙化現象とは相手の残念な姿を見て幻滅してしまう現象ですが、なぜ残念な気持ちになるのかというと、好きな人を美化しすぎているのが原因だったりします。
自分が好きになった人=素敵な人なので、かっこいいイメージしかなかったり「きっとこんな風にしてくれる」という期待値も高いハズ。
相手に期待すればするほど、思ってたのと違う姿を見た時にガッカリな気持ちになってしまうワケです。
「カッコイイ」を求めると蛙化が起こりやすいですが、「可愛いは沼!」という言葉があるように、完璧じゃない姿を可愛いと思える恋愛こそ蛙化を起こさない秘訣です。
固定観念を捨てる!ギャップとは魅力であり蛙化の必要なし
蛙化する時って、自分の中の「正解」と相手の行動や状況が一致しない時なんです。
例えば、ハッキリしない姿に蛙化した場合、自分の中に「男らしく振る舞ってほしい」「男性がリードするべき」などという固定観念があるワケです。
憧れのシチュエーションがあったり夢をみるのは自由ですが、現実と比べていちいちガッカリするのはもったいない!
好きな人の新たな一面はギャップ萌えできるチャンス。他人を不快にさせる悪癖でない限り、ちょっとした「おダサ」な姿も「面白い」「愛しい」と思えるくらいの懐の深さを持ちましょ。
友達から恋愛に発展したカップルは、蛙化とは無縁!
蛙化を起こす確率が低い対象がいるとすれば、それは友達から恋人に昇格した相手です。
恋愛対象として意識する前からお互いのことを知っているので、良いところだけじゃなくダメなところやカッコ悪いところも見てきているハズ。
その上で恋愛に発展しているのだから、今さら蛙化を起こす要素は限りなく少ない、というワケです。
友達の紹介や一目惚れ、マッチングアプリなど初めから恋愛対象として相手を見極める流れだと、どうしても相手に期待したりガッカリしたりしますよね。
これから彼氏を探したいけど、蛙化しちゃいそうな自分が心配……って人は、異性の友達を増やすところから始めてみましょ。
筆者:久我山ゆに