だからって、将来を悲観してウジウジしている場合じゃありません! 熟年不倫の原因やきっかけを分析して予防しておけば、自分達が熟年不倫に苦しむリスクは減らせるハズ。
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、熟年不倫について考えてみました。
熟年不倫を不安に感じている人や、現在進行形で熟年不倫に悩まされている人は、久我山ゆにに話してみませんか? 下の「相談する」から詳しい状況を聞かせて下さい。
熟年不倫が増える理由、時間とお金に余裕ができるから
熟年不倫が増える理由は、ひとことで言えば余裕ができるからです。
結婚したばかりの若い頃は、まだ収入も少ないのに、家族が増えて生活していくのに精いっぱい。
お金の面に限らず、小さな子どもがいる家庭なんか、夫婦で協力しなきゃ精神的にも肉体的にも余裕なんて皆無ですよね。
そう考えると、40代以降の夫婦は子どもに手がかからなくなり、収入も年齢とともに安定。時間とお金に余裕ができるワケです。
その上、若い頃のような束縛もなくなります。信頼関係が強くなったのか、逆に関心がなくなったのかで、だいぶ違うような気もしますが……とにかく自由。
ここで、家庭や夫婦関係にストレスや不満を抱えている人が熟年不倫に手を出してしまいがちなんです。
熟年不倫は、お金と時間と自由を手に入れたタイミングで始まります。
熟年不倫に隠れた本音…「まだまだ男(女)でいたい」
熟年不倫する人が抱えている悩みといえば、セックスレス。まだまだ男(女)でいたい、という思いが熟年不倫の動機です。
出産をきっかけに性欲がなくなったり、夫婦間ではそういう雰囲気にならなくなったりと、きっかけや原因はさまざまですが、セックスレスの夫婦は多いです。
確かに、「結婚している限りもう一生セックスする事はない」と考えると、男(女)としての自分が終わってしまうようで焦りを感じてしまいますよね。
そんな状況に陥った時、夫婦のセックスレス解消より、違う相手と関係をもつ事で自分の価値を再確認するのが熟年不倫というワケです。
セックスレスになったのは?
・妊娠~出産で性欲がなくなった
・夫(妻)をそういう目で見れなくなった
・何度か断られているうちに誘えなくなった
・すれ違いの生活でチャンスがない ……など
熟年不倫の落とし穴、大きなお金が動く事になる
熟年不倫のデメリットといえば、家族にバレて家庭が崩壊した時に失うものが大きいという事です。
40を超えて住む場所や家族、社会的な信用など、生活を支えるあらゆるものを失うのは大ダメージ……。それに加えて、慰謝料や財産分与などのお金も動きます。
これらのお金は、婚姻期間が長ければ長いほど、金額が大きくなるので、熟年不倫は若い人の不倫よりもリスクが大きいんです。
女性の場合、離婚後の生活が不安で熟年不倫には至らない人も多いですが、もともと夫婦関係が破綻している場合は、熟年不倫で寂しさを埋めているうちに本気になってしまう人も少なくありません。
不倫相手と必ずしもこの先うまくいくとは限らないので、自分の判断が老後の生活を大きく左右する事は忘れるべからず、です。
熟年不倫を防ぐには、共通の趣味を持つべし
熟年不倫をしてほしくないし、自分もしたくない! 熟年不倫を防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
今まで浮気をするような人じゃなかった人まで熟年不倫に手を染める可能性があるなら、もうお手上げな気もしてきますが、断じてそんな事はありません!
歳を重ねるにつれて余裕ができてくるお金や時間を、夫婦で一緒に使っちゃいましょ。共通の趣味を持てば良いんです。
例えば、美味しいお店を食べ歩きや、旅行など。家庭菜園やペットとの生活のような、全く新しい事を始めるのもアリです。
その為には、一緒に行動するのが苦になるパートナーでは絶望的! 恋人のようなラブラブ感がなくなっても、良好な関係はキープしておきましょ。
筆者:久我山ゆに