あなたはバイセクシャルだと思いますか? バイセクシャルとは女性も性の対象……です。バイセクシャルという愛のカタチ、だいぶ知られるようになりましたが、まだまだ他人事だと感じている人や、バイセクシャルに偏見や差別の目で見る人が多いのも事実です。
バイセクシャル?女の裸が見たい! 魅力的に見えてしまう!
女性の8割がバイセクシャルであるという研究データもあります。
実は、バイセクシャルの人が「いつ自分がバイセクシャルだと自覚したか?」というアンケートで、圧倒的に多いのが、思春期真っ只中の中学生から高校生である事が分かりました。
性を意識し始める多感な時期に、自分はバイセクシャルかもしれないと、他人との違いに悩んでいる人が多いんですね。
バイセクシャルは、他人より劣っている訳でもなければ、他人に責められるような悪い事でもありません。
バイセクシャルがおかしいは、失礼な話です。
多数派が正しくて当たり前、少数派が間違いでヘンだと思い込む風潮から、バイセクシャルである事を無意識に否定している人も中にはいるハズです。
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、バイセクシャルの診断と、バイセクシャルがもっと身近なものである事をお話ししようと思います。
バイセクシャルな女性!診断してみよう!私にも要素ある?
バイセクシャルとは、男性女性どちらにも性的な魅力を感じる人の事です。
バイセクシャルとひと言で言っても色んな形がありますが、今日は女性目線に絞って話を進めてみたいと思います。
男性だけが恋愛対象だと思い込んでた女性が、女性もアリだと自覚したらバイセクシャルだという事になりますね。
以下の項目、当てはまるものはいくつありますか? チェックしてみて下さい!
□仕事がデキる女性の先輩に憧れた事がある
□運動神経の良い女性がスポーツしている姿がカッコ良くて釘づけになった事がある
□好きな男性のタイプは、スリムでキレイで中性的な男性だ
□女性同士なのにお風呂に一緒に入ったらドキドキした
□女性らしいフワフワした柔らかい雰囲気が可愛くて甘やかしたくなる子に夢中だ
□親友の女性と24時間ずっと一緒にいたいくらいだ
□良い匂いがする女性にドキドキする
□女性同士で胸や体を触り合う時に妙に意識しすぎる
□落ち込んでいる女性の友達を抱きしめたら守ってあげたくなった
なん個、印がつきそうですか? ゆっくり数えてください!
女性のみなさん?バイセクシャル診断でいくつ当てはまった?
バイセクシャルは普通です。
中学生から高校生の思春期の頃って女性に対しても、憧れ、友達としての距離感、嫉妬や妬み、色んな場面で色んな感情を経験する時期でもあります。
初めて感じる感情に戸惑う人が多いのもよくある事です。
そんな中、女性同士なのに誰か1人の事が気になって仕方ない、友達の事が好きすぎる自分に気付くって、割と多くの人が経験済みじゃないでしょうか。
ここから自分を「バイセクシャルなのかも」と考える人と「女性の友達にさえも独占欲が出てしまう」と考える女性に別れます。
割と誰にでも多少のバイセクシャル要素はあるって事です。
先ほどのバイセクシャル診断の項目で当てはまる項目が多いほど、女性を好きになるバイセクシャル要素は多いですね。
バイセクシャル診断で主に前半の項目に当てはまる女性
上記のバイセクシャル診断の項目で、主に前半の項目に当てはまる女性は、カッコイイ女性に惹かれるタイプの女性です。
女性が恋愛対象になった場合も、中性的な容姿や男前な行動の女性にグっとくるんです。
バイセクシャルの女性にとって、男性のようなカッコよさにプラスして、女性としての心遣いも持ち合わせてる女性は文句なしに理想の恋愛相手なのかもしれませんね。
まさに男性女性それぞれの良いとこ取りな状態です!
バイセクシャル診断で主に後半の項目に当てはまる女性
上記のバイセクシャル診断の項目で、主に後半の項目に当てはまる女性は、女のコらしい女性に惹かれるタイプです。
女性が恋愛対象の場合、肌の白さや柔らかさ、フワフワした雰囲気や、守ってあげたくなる可愛さなどを持つ女性に魅力を感じます。
どちらかというと自分が男性に近いほうの感情でキュンとしちゃう関係です。
と言っても、完全に男として振る舞う訳ではありません。
いつもニコニコしている女性に癒されたり、一緒に女性同士でスイーツやメイクやショッピングを楽しむような、普通の親友のような関係ではないでしょうか。
今日は、バイセクシャルは身近で誰にでも要素があるかもしれないという事をお話でしたが、いかがでしたか?
バイセクシャルの女性は「性に奔放だ」とか間違ったイメージを持つ人もいます。
バイセクシャルは、男女問わず不特定多数の人と体の関係を持つ人ではありません。
性別を超えて、純粋に人を好きになっているだけなんです。
周りにもバイセクシャルな人は実はたくさんいるのかもしれません。
自分もバイセクシャルの世界に足を踏み入れるかどうかは人それぞれですが、色んな愛のカタチを認めて知っておきたいですね。
筆者:久我山ゆに