今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、不倫する男の心理と特徴を徹底的に分析します。
不倫する男の心理、家庭円満の為のはけ口
不倫する男は、実は必ずしも奥さんへの愛情が冷めきっているとは限りません。
近年、核家族が増え、夫は仕事で多忙、ワンオペ育児に共働き……という具合に、とにかく子育て世代は余裕のない生活になりがち。
若い世代でセックスレスに陥る夫婦も多いんです。
産後、忙しくてそんな気分になれない妻と、自分の身だしなみに気を遣う余裕もない妻に女の魅力を感じなくなる夫……。
こんな負の連鎖でも、愛情がなくなったワケではない。
家庭円満の為に、不倫する男はけっこう多い!
セックスレス以外にも、家庭で満たされない部分を不倫で補うからこそ、良い夫でいられる、というケースは珍しくないようです。
不倫する男の心理、自分の価値を確認したい
不倫する男は、自分の男としての魅力や存在価値を確認したくて、若い女性を落としにかかります。
男には狩猟本能があるので、脈がありそうなのに簡単には思い通りにならない女性ほどのめりこんでしまいがち。
簡単すぎてすぐにクリアできるゲームより、ちょっと難しいゲームのほうが攻略しようとついついのめり込んでしまうのと一緒ですね。
若い女も落とせちゃう俺、既婚者っていうハンデありでもモテちゃう俺、を実感して男としての自信を持ちたいワケです。
不倫する男の心理、現実逃避
不倫する男が現実逃避したくなる理由は、「嫁姑問題に巻き込まれる」「妻が厳しくて家で安らげない」……などさまざま。
女は子どもができようものなら、体調の変化とともに、精神的にも母としての意識が急激に芽生えちゃう。
それに比べて男は、結婚してもこれまで通りに仕事をして、環境の変化は少ないし、父親としての自覚が出てくるのなんて、子どもの成長と同じか、それ以上にじわじわとゆっくり。
遥か先を行く妻が求めるものから逃げたくなる気持ちもワカランではない……。
だからって、逃げて良いワケないし、不倫する男以上に妻は大変な思いをしてる可能性大なワケです。
不倫する男の言葉は鵜呑みにしちゃダメ!
不倫する男は、せっかく手に入れた不倫相手を自分のもとに留めておく為、調子の良いことを言いがちです。
「妻とは夫婦関係が破綻している」「いつか一緒になりたいと考えてる」なんてものから、「離婚話が進んでいる」というものまで……。
2人の今後の事を話すのは大事なことだけど、不倫する男の言葉を鵜呑みにするだけじゃ、いざ行動を起こそうとした時に「聞いてた話と違う!」って事になりかねません。
男の本音は、言動より行動に表れるもの。不倫する男がどれだけ本気で動いているか、行動で見極めましょ。
不倫する男の特徴、子どもの為に離婚を踏みとどまる
不倫男が離婚を決意したのに、最終的に家庭に戻ってしまう理由……、それは子どもの存在です。
いくら奥さんとの関係が破綻していても、自分の子どもはカワイイんですよね。
離婚して1人の男としての幸せを選ぼうとした気持ちは、きっと本当だと思います。本当に不倫相手の女性と一緒になりたかったハズ。
だけど、その強い決意を揺るがすのが子どもの存在です。
家庭での自分に嫌気がさして、心はポッキリ折れてしまったハズなのに、「子どもの為なら……」と思えてしまうんです。
離婚前に不倫が奥さんにバレてしまうと、子どもに会えないのが離婚の条件にされやすいので、土壇場で不倫する男が家庭に戻るパターンになりやすいと言えます。
既婚男性が本気になるのはどんな時?
不倫する男を略奪するという事は、自分の幸せの為に誰かが悲しい思いをするんだと肝に銘じておきましょ。
そして、因果応報で、不倫する男にとって、次は自分が奥さんの立場になる可能性もあるんだという覚悟も必要です。
その上で、略奪したいと思うなら、とにかく不倫する男の「居場所」になることです。
不倫する男には、色んなきっかけや理由があるとはいえ、共通するのは自分の居場所を求めているということ。
聞き上手で、自分を求めてくれる。一緒にいて心も体も気持ちよくなれる相手だと、手離したくない存在になるハズです。
筆者:久我山ゆに