今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、「夫が尻に敷かれると夫婦円満説」を検証してみました。
尻に敷かれる夫と尻に敷く妻のイメージで違和感を感じたことはありませんか?
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尻に敷かれる男性は、温厚で妻が大好き
尻に敷かれる男性の性格をひとことで言うと、温厚で争いごとを嫌うタイプです。
周りから見ると、自分より妻の意見を尊重している姿が尻に敷かれるように見えているのかもしれません。
だけど、実際は
「自分は特にこだわりがないから妻に任せよう」
「妻が快適なら結果的に自分も快適」
のように、合理的な判断をしていたり、シンプルに「妻が喜んでいればそれだけでハッピー!」な、妻が大好きな夫も多いようです。
尻に敷かれるタイプの男性の性格に短所があるとすれば、決断力がないとか事なかれ主義、など。
ですが、尻に敷かれる夫になっているという事は、そんな自分をリードしてくれる女性を妻に選び賢い選択をした、とも言えそうです。
尻に敷く女性は、自分の意見を持つ世話好きタイプ
夫を尻に敷く女性の性格をひとことで言うと、しっかり者の世話好きタイプです。
しっかりと自分の意見を言えるのは、芯の強さがある証拠。夫婦や家族の為になる事なら、積極的に行動します。
現代の夫婦のカタチだと、妻がメインで家事育児をしながら仕事もする家庭が多いですよね。
家事や育児で夫に「コレを担当してほしい」と提案していくスタイルが、夫が尻に敷かれるように見えている可能性も。
いくら面倒見がよく世話好きと言っても、1人で全てをこなすのは無理なので、仕事を振り分けられるのも尻に敷く側の凄腕スキルじゃないでしょうか。
夫が尻に敷かれると円満に見えるのは、時代に合った男女平等夫婦だから
「尻に敷かれる夫は情けないけど、夫婦は円満」という、ひと昔前のイメージ。尻に敷かれる夫は結果的に好印象になっているものの、立場の弱さを取り上げられていますよね。
今では「尻に敷かれる夫」こそ時代に合った理想の夫です。
尻に敷かれる夫は、男のプライドを振りかざしたりせず、妻に対等に接してくれている印象。
家事や育児に関しては、妻のほうが詳しい場合が多いので、教わりながらでも関わる夫は周りからどう見えようが、有能!
逆に、妻がワンオペ育児しながらパートで家計を支えるのに、昔ながらの夫像を主張する男性は生きた化石ですからー!
家事育児は妻がやって当たり前だと言うなら、専業主婦でも優雅に生活できる稼ぎをお願いします。
夫が尻に敷かれるけどうまくいかない夫婦、夫が人任せなだけ
夫が尻に敷かれるタイプなのに夫婦の関係がうまくいかないのは、優しい・温厚という長所を活かせず、人任せになっているからです。
争いごとを嫌う平和主義でも、夫の実家で妻のフォローをしてくれない夫は頼りないし、自分の意見を言えず何でも妻に決めさせる夫は無関心なだけ。
家族や夫婦の問題は、妻1人で考えて決めるものじゃありません。妻が積極的に案を出してくれるとしても、一緒に考えたり相談にのったりしてほしい!
そして、普段は温厚で相手に合わせる性格でも、ここぞという時にはバシっとキメてほしい!
尻に敷かれる夫が夫の役割を放棄してしまうと夫婦関係はうまくいきません。
夫が尻に敷かれるけどうまくいかない夫婦、妻がワガママなだけ
尻に敷かれる夫の優しさに甘えて妻がワガママ放題の夫婦も要注意!
人間、慣れてくると「当たり前」に感じてしまいがち。そして、エスカレートしがち。
尻に敷かれる夫に何でも言いたい放題、やりたい放題だと、夫の気持ちは離れてしまいます。
テキパキ動いて夫をリードするくらいのしっかり者の妻も全然アリ!
だけど、意見を言わせる隙も与えず一方的に話を進めたり、尻に敷かれる夫を見下すような態度をとっていないか、優しい夫への接し方には充分気をつけましょ。
筆者:久我山ゆに