今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、嫁姑問題の原因と対策を考えてみました。
嫁姑問題に悩まされているお嫁さんにお姑さん! 夫や息子にグチっても分かってもらえないの、知ってますよ!
下の「相談」するをタップすれば、思いっきりグチれます。
さぁ、溜め込んでたストレス吐き出しちゃいましょ。
嫁姑問題の原因は、期待しすぎるから
嫁姑問題が勃発する原因は、お互いに期待しすぎてしまうからです。
結婚当初から「息子を奪った憎き嫁」や「面倒くさい風習を押しつける古いタイプの姑」って具合に、存在自体がNGなケースもありますが。
自分達は嫁姑問題なんかとは無縁! うまくやっていくんだ、と意気込んでいた人もけっこう多いハズ。
その場合、嫁姑問題勃発のきっかけは、相手が自分の期待に応えてくれない事へのモヤモヤです。
嫁姑問題―姑側の不満編―
・同居を楽しみにしてたのに拒否られた
・〇〇してあげたのに感謝していない
・なかなか子どもをつれてこない
嫁姑問題―嫁側の不満編―
・自分の育児を尊重してくれない
・育児の大変さを知っているのに預かってくれない
・息子(旦那)の悪癖を注意してくれない
嫁姑問題に苦しまない為には、自分の理想を押しつけたり、過度な期待をしないことです。
嫁姑問題は、物理的な距離で回避!
嫁姑問題を回避したいなら、どんなに良いお姑さん(お嫁さん)でも、一定の距離を守り抜くべし。
同居必至な人でも、賢い人は二世帯住宅を完全に別々の家にしているくらい。
近くに居すぎると、踏み込まれたくない部分と踏み込んで良い部分の境界線が見分けられなくなってくるからです。
近くに住んでいたほうが何かと助け合えるのは確かですが、生活ぶりが丸見えな距離は息苦しくなります。
すぐに行き来できるけど、絶妙に行動範囲がカブらない隣町くらいの距離が、嫁姑問題防止にちょうどよかったりします。
嫁姑問題の原因は旦那よ…お前か!
嫁姑問題のカギを握るのは「夫の対応」で決まりです。
人間なので、お互いの意志の疎通がいつも完璧ってワケにはいきません。そこを、嫁と姑のどちらとも深い関係にある旦那(息子)がどれだけフォローできるかにかかっているワケです。
なのに、奴らときたら
「疲れて帰ってきたのに勘弁してくれよ~」
「俺の母親なんだから大事にしてよ」
「わかったわかった。嫁には俺から言っとくから」
なーんて、面倒くさい話にはノータッチを決め込みやがる。解決どころか嫁姑問題の火に油を注いじゃってるんですよね。大炎上待ったなし!
酷いケースだと、嫁の味方したフリして「あいつが行かないって言ってるからゴメン」と姑に対して自分だけイイ顔しちゃう不届き者も。(天誅!!!)
嫁姑問題がこじれたら、イチバン巻き込まれるのは自分って事に一刻も早く気付くべき。
初期対応が自分の未来を救うのです。
嫁姑問題が勃発したら、かわすスキルを身につけろ!
嫁姑問題が良くない雰囲気になってきたら、とにかくかわすスキルを身につけるべし。
相手の言葉を真正面から受け止めたり、深読みしていたら、嫁姑問題を前にハッキリ言って身がもちません。家族ではあるけど、世帯は別なので、別の家庭だと割り切るのも大切。
嫁には嫁の、姑には姑の、それぞれの生活があるのが当たり前。子育て要員の1人に勝手にカウントしたり、親孝行や家に尽くす事を強要したりするのは嫁姑問題のあるあるです。
相手の都合や理想を押しつけられそうになった時は、いちいち否定せず、上手にかわすのが嫁姑問題を悪化させないコツ。
バカ正直に「〇〇したくないです」「嫌です」とキッパリ気持ちを伝えたくなる事も、まずは、嘘も方便でかわしてみましょ。
本音は「〇〇だともっと助かります」のように相手を嫌な気分にさせない言い回しで、追い追い伝えていけば良いですよね。
ある程度の物理的な距離があれば、「家に居るじゃん」「忙しくなさそうじゃん」と嘘が丸見えになる事態も回避できます。
嫁姑問題のよくある原因はズバリこれ!
嫁姑問題ケース1、子育てや家事に口出ししすぎ問題
「昔はこれが当たり前だったのよ」「こんな物を食べさせて……息子や孫がかわいそう」こんな発言に心当たりはありませんか?
お義母さん、時代は変化してましてよ?
嫁は家事と育児と仕事の両立が当たり前になりつつあるのに、ワンオペ育児になりがちだったり、地域やPTAの仕事もまわってきたりと、負担は増すばかり。
最近は質の良いものも多いので、総菜や冷食も上手に利用しつつ良い意味の手抜きも覚えないと、嫁が病んだら本末転倒なのです。
嫁姑問題ケース2、嫁が義両親を見下しちゃう問題
別名、嫁強い問題。確かに少し考えが古い時があるのは認めますとも……。だけど、常に親を見下して自分が全て正しいと思っているのはどうなの?
目上の人は敬いましょう、って小学校で習ったでしょーが!
経験値や生きてきた年数で敵うワケありません。お姑さんの言いなりになるんじゃなく、良いところはマネして、悪いところは反面教師にするつもりで、最低限の対応は必要です。
嫁姑問題ケース3、嫁をよそ者扱いしがち問題
嘘みたいだけど本当にあったコワイ話……。
「お姑さんが持ってくるおすそ分けやお土産がいつも嫁を除いた人数分だ」
「同じ兄弟でも息子に似ている孫のほうがカワイイ、と贔屓する」
……などなど。
カワイイ我が子を嫁に取られた寂しさは分かるけど、そのカワイイ息子が選んだ嫁ですよー!
子離れしてあげましょ。
筆者:久我山ゆに