離婚を決意するきっかけや理由に、男女で違いがあるって知ってた? 離婚を決意するのって、結婚を決意するよりも重い決意かもしれません。でも、このまま結婚生活を続けられないと、離婚を決意する男女は年々増加傾向に。
誰もが、離婚を簡単に考えているわけではありません。
だからこそ、その“離婚”という選択に迷いが生まれたり、離婚の決意が揺らぐことだってあるんです。
男性は、どんな時に離婚を決意するのでしょうか?
そして女性は、どんなきっかけで離婚を決意するのでしょうか?
また、離婚って女性にとってはリスキーなもの。離婚を決意した時に、その決意が後悔を生まないためにはどうすべきか、そこをちゃんと知っておくべきじゃない?
離婚を決意するのはこんな時! 男女が離婚を決意する理由と離婚を決意した女性が考えるべきこと、これについて筆者の雪野にこがお話したいと思います。
妻が離婚を決意する時って?
離婚を決意する理由や離婚を考え始めるきっかけって、男性と女性にはどのような違いがあるのでしょうか?
まずは、あなたも共感できるかもしれない女性(妻)サイドのお話からしましょうか。
性格の不一致
時代は移ろうものですが、殿堂入りの離婚理由。それが“性格の不一致”かもしれません。
女性が夫に対してこの性格の不一致を感じ始めるのは、子供が出来てからが多いのだそう。
妻としてよりも母としての気持ちが大きくなってしまうこと、育児や家事に対する夫への不満が、離婚の決意の引き金に。
家庭内暴力・モラハラ
近年離婚理由の上位に挙がってくる理由かもしれません。
夫からの暴力や、モラハラ。それに怯える毎日に、耐えられなくなって離婚を決意するのだそう。生活費を渡さないなんて夫も増えてきているのだとか。納得の理由ですよね。
夫が家庭を大事にしない
確かに、夫は仕事で家庭・家族を支えているかもしれません。でも、家事も立派な仕事。
妻が毎日家事や育児をしてくれているのに、仕事にカッコつけて家庭のことは妻任せ……。それでは女性もフラストレーションが溜まります。離婚を決意しても何の不思議もありません。
夫の不倫
今の時代不倫に男も女もないと言われますが、まだ圧倒的に男性の方が多いのが事実。
夫を信じて家庭の幸せを考えてやってきたことが、全否定されたのと同じくらいの衝撃が妻を襲います。即離婚! そんな決意に至るのも無理はないのかも。
夫の金銭問題
稼いだお金を自由に自分の使いたい放題に使っていた独身時代と全く同じように浪費する夫……これでは離婚がよぎりますよね。
お金の不安は、気持ちも荒んでしまいます。日常的に金銭面で危機感を感じながらの生活に、「一人でいた方が楽かもしれない」そうしては離婚を決意してしまうのです。
夫が離婚を決意する時って?
女性側の離婚を決意する理由ときっかけ……リアルでしたね(笑) では、次は男性(夫)サイドのお話です。
性格の不一致
男性にとっても、性格の不一致は離婚を決意させる一番の理由。
一緒に生活をする前には見えなかった部分の小さなすれ違い……その積み重ねが“離婚”を考え始めるきっかけになるんです。
精神的に追い詰められる
女性は暴力ではなく言葉で夫を追い詰めてしまっていることも。
妻からの言葉の暴力、それに耐えられなくなった夫は離婚を決意するのだそう。
毎日毎日蔑まれて怒られて……それでは「離婚したい」と心底思うのも無理ないのかもしれません。
妻の不貞
女性サイドとしても夫の不倫は、離婚を決意するに値する理由。それは男性も同じ。
特に……妻の不貞行為、そこが許せないのが男性心理なのです。
レス
今の時代、これを理由に離婚を決意する男性は少なくありません。
女性としてもそういった欲求がないわけではありません。ですが、日々の家事や育児に忙しくしている妻は、なかなか夫の要求に応じられないことも。でも、男性にとっては大問題!
男性のそういった欲求はなかなか抑えられないもの。長年妻が応じてくれないなら……と離婚を決意してしまうのです。
妻の親族との付き合い
結婚して新たに家族として付き合っていかなければいけない妻の親族。でも、なかなか付き合いが難しいことも。
自分の親も妻の親も、どっちも年齢を重ねてくると様々な問題が現実的に圧し掛かってくることも。
折り合いが悪い妻の親族にまで気が回らない、関係性を断ちたいと離婚を決意するのです。
次に離婚を決意したら、考えるべきことをお伝えします!
①離婚の決意が正しいかどうか
離婚を決意するには、それ相応の理由があるはず。でも、離婚を切り出す前にもう一度自分に問いかけてみて。
「なぜ離婚したいのか」
明確な理由が浮かばないなら、時期尚早かも。離婚したい理由が明確で揺るがないなら、自分を信じて行動すべきでしょう。
②離婚後の生活を現実的に考える
離婚したいと女性が思うと、もう気持ちで後戻りすることってなかなか難しかったり。でも、離婚はゴールではなく新たな生活のスタート。
離婚後の生活を離婚した後に考えるのでは、遅い!
離婚後の生活費や住居、子供の親権や養育費など、現実的なことを真剣に考えなければいけません。
離婚は勢いでしてはいけません。入念な準備を。
③子供のこと
離婚を真剣に考えているなら、シングルマザーとして生きていく覚悟をしっかり持たなければいけません。
そこで考えるべきは、子供の幸せ。
苗字が変わることでイヤな思いをしないか、学校が変わって精神的に負担にならないか、片親になって寂しい思いをしないか。
子供のことを考えれば、離婚しない選択の方がいいのは誰しもわかっていること。でも、そこを考えてもあなた自身が無理なら、決意を固くした方がいいかもしれません。
離婚を決意するのはこんな時! 男女が離婚を決意する理由と離婚を決意した女性が考えるべきこと、これについてお話しました。
いかがでしたか?
夫婦が離婚を決意するのは、こんなとき。あなたにも心当たり……あった⁉
でも、離婚って簡単に決意していいものではありません。
ただただ夫と別れること、そこだけを考えて離婚しても、離婚後のあなたの未来が明るいとは限りません。
子連れ離婚ともなると、子供のことを最優先にして自分のことは後回し……。それであなたは幸せですか?
離婚して、明るい未来を手に入れるには、あなた自身も幸せでなければ、子供を幸せにすることもできません。
金銭面、子供のこと、そして自分のこと、きちんと考えた上で離婚の決意が確固たるものだと思えれば、それが離婚に動き出すタイミングかもしれませんね。
筆者:雪野にこ