別れ、価値観の違い、生活スタイルの不一致、環境の変化…
同棲解消の理由は様々ですが、実際に同棲をしたカップルの約半数が、同棲を解消しているんです…!
同棲を解消するときのことなんて最初から考えているカップルはなかなかいないはず。
いざ、同棲を解消するってなったとき、「何を決めなければいけないのか」わからない人も多いのではないしょうか??
後々にトラブルにならないためにも同棲を解消するにあたって2人でしっかり考えなければならない問題もあります。
そこで今回は、「同棲解消前に決めるべきポイント」についてご紹介します。
いつ同棲を解消するのか
同棲を解消するとお互いの生活がガラッと変わります。
仕事のスケジュールなども考えて、同棲解消するのに適切な時期に設定することが重要です。
最適なタイミングはカップルによって異なりますが、お互いにしっかりと時間が取れるときの方がいいでしょう。
忙しい時に話を進めると、話し合いがおろそかになってしまい、後にトラブルに発展する可能性もあります。
別れによる同棲解消の場合は、ずるずると長引かせてしまうとお互いにストレスもかかるため、できるだけ早く行動に移して同棲を解消することが望ましいです。
お金の精算をどうするのか
同棲を解消する際の一番トラブルになりやすいのが「お金の問題」です。
一緒に購入した家具や家電などの共有財産がある場合には、どちらが引き取るのかを決める必要があります。
完全に同棲を解消するまでは、家賃や光熱費、食費などもかかります。
どちらかに負担がかかるとトラブルになりやすいので、折半をするなり、自分が出した分はきちんと払うのかを話し合って決めておくべきです。
同棲カップルの中には、2人で貯金をしていたなんてこともあるかと思います。
別れる場合、その貯金をどう分けるかを揉めるカップルも多いですが、一番トラブルにならないのは、自分が出していた分だけもらうこと。
別れない場合も、どちらが管理するのか、今後も貯金をするのかを話し合っておくのがいいでしょう。
トラブルにならないためにも、同棲を解消する際に、しっかりとお金の精算は済ませておきましょう。
引っ越しはどうするのか
結局、決まるまで彼の家に戻ってきちゃった…。
同棲解消するときに考えなければならないのは、「引っ越しをどうするのか」ということ。
カップルによって色々なケースが考えられますが、代表的な2つのケースについてお話していきます。
同棲をしていた家を引き払う場合
同棲を解消するときに2人とも引っ越し先を決めておく必要があります。
実家に帰れるのであれば問題はないかもしれませんが、そうでなければ、きちんと自分が住む物件を探さなければいけません。
物件を決めたからといって次の日すぐに引っ越せるわけでもないので、お互いの引っ越しの日程も考えて同棲を解消する日程を組まなければなりません。
別れる場合は、トラブルを未然に防ぐため、生活圏が違う場所に引っ越すなど、引っ越し先の決め方にも気をつける必要があります。
どちらかが出ていく場合
同棲を解消するといっても、どちらかが出ていき、どちらかが今住んでいるところに住み続けることもあるでしょう。
賃貸物件である場合は、どちらが賃貸人になっているかを確認しておきましょう。
出ていく側が合鍵を持っている場合もきちんと返しましょう。
どちらかが出ていく場合では、出ていく方にだけ引っ越しや家具、家電などを揃えるなど費用や負担が大きくなります。
それらの点も踏まえて、引っ越し費用をどうするかも2人で話し合う必要があるでしょう.
今後の関係性について
同棲を解消するときに話し合うべきことは「今後の付き合いについて決めておく」です。
別れが理由で同棲を解消する場合は、きっぱり別れるためにも、相手の引っ越し先を聞かない、干渉しないことが大切です。
同棲をしていた分お互いに情もあり、中途半端に関係がズルズル続いてしまう、なんてことにもなりかねません。
また、どちらかに未練が残っていると、後にストーカーなどのトラブルを生む可能性もあるので注意が必要です。
同棲を解消する理由に1番多いのはこの「別れ」ではありますが、同棲解消は必ずしも別れによるものでもありません。
同棲をする前の生活に戻るわけですから、会う頻度や連絡頻度など、どう付き合っていくかを話し合うといいでしょう。
距離を置くためであるならば、同棲を解消後にどちらかの家にずっと泊りに行ったりしては意味がないので、きちんと話し合ってどうしていくかを考えましょう。
いかがでしたか?
同棲を解消するときに決めておくべきポイントについてご紹介しました。
同棲解消がどんな理由であれ、決まったのであればスムーズに同棲解消できるといいですよね。
後先考えず、同棲を解消してしまうカップルもいますが、後にトラブルにならないためにも、よく考えて、2人で話し合って決めていくのがいいでしょう。