略奪婚したら因果応報は必ずついてくる? 略奪婚しちゃうほどに愛した人と結ばれるって、奇跡みたいなもの。苦難を乗り越えての略奪婚なのに……やっぱり因果応報は避けられない?
結ばれるまでも散々ツライ思いをしたけど、略奪婚の代償はこんなもんじゃチャラにならないですか、神様ーーー?
まさか、私に生霊が?それとも……?
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、略奪婚につきまとう因果応報について考えてみました。
略奪婚=因果応報なのは、ナゼ?
因果応報とは、「人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがある」ということ。
つまり、略奪婚して他人の幸せを奪った人は、因果応報として、そのうち自分も誰かに幸せを奪われるかもしれない! 悪いことした分だけ不幸になるリスクがある!
略奪婚に因果応報がついてくると言われる理由は、言わずもがな、略奪婚は浮気性な男に起こるべくして起こった事態だから。
略奪婚に至るまでには、色んな要素があって、何度も分かれ道があったハズなんです。
略奪婚になる男と、ならない男の違いは、どれだけ自分でリスクを減らす選択をできるか。
例えば、イチバン初歩的な段階では「結婚してる事を公表する」「既婚者が行くべきではない場や、時間帯をわきまえる」など。
浮気や略奪婚のリスクを減らすには、周りから既婚者男性として認識されるだけでも、言い寄ってくる女性はグンと減るハズなんです。
なのに、結婚してるかどうかハッキリさせず、しれっと人数合わせで合コンに参加したりする……。これじゃ、ムダに出会いが広がってしまいます。
この調子で「相談という口実で2人で会ってしまう」「連絡先を交換して個人的にやり取りしてしまう」……こういう男が、自分の周りの女性や奥さんを略奪愛や略奪婚に巻き込んでしまうワケです。
略奪愛や略奪婚に巻き込まれて、一時的に幸せをもぎ取った女性ですが、相手の男性のこの性格は、同じ失敗を繰り返します。
因果応報で、次は略奪婚される側になってしまう。
奥さんを裏切り、略奪婚に走る男性の本性を見極められなかった……。巻き込まれたとはいえ、最終的には自分で決めたことで、因果応報も自己責任です。
因果応報の報いにあわないのは、ごく稀なケースだと思って、略奪婚するほどの男なのか、キビシイ目で判断しなきゃいけません。
略奪婚での因果応報は、新たな略奪愛以外にも……
略奪婚をしたら、因果応報として自分も略奪婚されてしまう……、
もしくは、略奪婚には至らなくても、浮気相手との恋愛が続き、裏切りの結婚生活になる、というような末路も考えられます。
苦労して手に入れた幸せなのに、略奪婚の因果応報ってば残酷すぎる……。
だけど、略奪婚が巻き起こす因果応報は、これだけで終わるハズもなく。
略奪婚はとにかく周りからのイメージが悪い!
他人を傷つけてでも自分達の幸せを押し通す夫婦、奥さんを裏切った男、他人の旦那を奪う女……、白い目で見られるわ、噂話に尾ヒレがついて、ある事ない事オモシロおかしく騒がれるわで、恰好の餌食!
悪口だけなら、割り切って聞き流せたとしても、最悪の場合、職場で噂が広まり、仕事を失ってしまう場合も。恐るべし、因果応報……。
イメージや繋がりが仕事に関わっているケースってけっこう多くて、「奥さんの両親、親戚に仕事でお世話になっていた」「奥さんの地元で生活している」となれば略奪婚のダメージは莫大。
やっとの思いで略奪婚まで漕ぎつけたー、と思っても、慰謝料や養育費をガッポリ請求されて、職ナシ&一文無し……なーんて恐ろしい因果応報が待っているかもしれません。
夫婦の絆が固くて、愛だけでも残ってくれれば、一から頑張れる!
でも、不満を溜め込んだ旦那がまた外に癒しを求めてしまったら……略奪婚を一時的に成功させただけで、全てを失うという、とんでもない因果応報に見舞われることになります。
略奪婚という険しい運命を共にする相手をうっかり見誤ると、因果応報で人生が大きくひっくり返ってしまう!
肝に銘じておきましょ。
因果応報に見舞われるのは、略奪婚のきっかけが「他人のものを欲しがる性格」の女
略奪婚する女性の中には……いるんです、他人のものほど欲しくなってしまう女性が。
彼氏持ち、旦那持ちの女性からすると「ナンデ?」って理解できないし、迷惑な存在でしかないかもしれません。
だけど、たぶん本人にも止められない衝動で、幸せになりたい反面、不倫や略奪を繰り返してしまう。略奪愛、略奪婚に燃えてしまう。
「他人と比べて、自分を選んでほしい」っていう欲求が根本にある、このタイプの女性、
せめて奥さんや彼女へのダメージを最小限に……っていう罪悪感よりも、自分の気持ちを満たすほうが遥かに大きいので、恨みや反感をかいやすく、因果応報も派手に返ってきやすいと思われます。
略奪婚でうまく幸せを掴む人は、不倫関係を徹底的に隠し通し、離婚成立からほとぼりが冷めて略奪婚のイメージがない状態で籍を入れるほどの用意周到ぶり。
なので、他人のものを手に入れて満足する、因果応報上等!な女性に比べると、ダメージは目くそ鼻くそレベル。
略奪婚っていう同じ罪を抱えているのに、ずる賢く計画的に略奪した人だけが、因果応報からスルリと逃れてしまうはズルイのか?
堂々と略奪婚を狙って、自分も因果応報を覚悟する代わりに、奥さんや家族に全力でダメージを与えるほうがヒドイのか?
どっちが良いとか悪いとか優劣はつけられないけど、
自分は何がしたいのか?
自分の行動で周りがどんな目に合うのか?
何を覚悟して何を受け入れるべきなのか?
をしっかり考えて、略奪婚という道を選んだ責任を最後まで自分なりに果たしたいですね。
今日は、略奪婚と因果応報について久我山ゆにがお話ししましたが、いかがでしたか?
今まさに略奪婚に向かって突き進んでいる人は、最後にもう一度「この略奪婚は、幸せになれる略奪婚なのか」をよく考えてみてほしいし、
すでに略奪婚をした人は、この先やってくるかもしれない因果応報にどう向き合っていくか考えを整理して、自分の幸せを大事にしてほしいです。
略奪婚っていう大それたことをしでかしておきながら、因果応報にビクビク、因果応報であっけなく略奪婚が終わりを迎えるなんて事態にならないように、略奪婚のその後も大事にしたいですね。
筆者:久我山ゆに