夫婦喧嘩を全くしたことがないという夫婦も中にはいるかとは思いますが、
やはり、毎日一緒に生活している上で、夫婦喧嘩は避けて通れないこともありますよね。
しかし、夫婦とはいえ、どんなに頭に血が上っていても言ってはいけない「禁句ワード」はあります。
つい言ってしまった一言で、思いがけないほど大喧嘩に発展してしまったり、夫婦喧嘩を長引かせてしまったり、なにより、相手を深く傷つけてしまいます。
最悪のケースだと、夫婦喧嘩が火種になって離婚に至ることも…。
そこで今回は、「言ってはいけない夫婦喧嘩の禁句ワード」についてご紹介します。
夫婦円満に過ごしていくために、是非参考にしてくださいね。
夫婦喧嘩の禁句① 結婚の否定
「結婚しなければ良かった」
「一緒になって後悔している」
「〇〇みたいな人と結婚したかった」
「だから結婚なんてしたくなかったんだ」
これらの結婚を否定する言葉は夫婦喧嘩で感情に任せていうべきではない禁句ワードです。
相手を傷つけてしまうだけでなく、夫婦の信頼関係にヒビが入る恐れがあり、夫婦関係自体を傷つけてしまいます。
お互いの気持ちが冷める原因やきっかけにもなり、「じゃあ離婚しようか」と離婚話に発展する可能性も。
夫婦喧嘩の禁句② 離婚話
「離婚しよう」
「離婚してやる」
これらは、最も夫婦喧嘩で離婚危機を招きやすい禁句ワードです。
実際に「離婚」という言葉を出してしまうと、喧嘩が原因で離婚を招いてしまう可能性もあり、絶対に喧嘩した時には言ってはいけません。
ついカッとなって言ってしまいそうになっても、自分の胸の内までにとどめておきましょう。
夫婦喧嘩の禁句③ 収入
「誰のおかげで生活できてると思っているんだ」
「専業主婦は楽でいいよな」
「あなたの給料が低いからよ」
「たいした稼ぎもないくせに」
これらの稼ぎについて否定したり、働いていないことへの否定は禁句ワードです。
夫婦間でお金に関して揉めることや話し合うべき課題等はあるかと思いますが、
相手の収入面での否定や仕事を否定することは、相手のプライドや存在価値を傷つけ、意欲も奪ってしまうことになります。
夫婦にとって何もメリットがないため、避けるべきです。
夫婦喧嘩の禁句④ ハラスメント発言
「だからあなたはダメな人間」
「男のくせに」
「女のくせに」
このようなハラスメントに当たる言葉は夫婦喧嘩で言ってしまいがちですが注意したい禁句ワードです。
夫婦であっても、人格を否定する権利は誰にもありません。
人格否定は相手の自尊心や存在価値を傷つけてしまうため、安易にいうべきではありません。
また、ジェンダー・ハラスメントのような発言も避けるべきです。
自分の価値観を押し付けるような発言はやめましょう。
夫婦喧嘩の禁句⑤ 両親否定
「君の親は面倒だね」
「どんな親に育てられたらそうなるんだ?」
「あなたの親に似てほんとダメね」
お互いの両親の悪口は夫婦喧嘩で言ってはいけない禁句ワードです。
相手の両親を否定することは、間接的に相手を否定していることになります。
両親を大切に思っている人は特に、自分のことを悪く言われるよりも嫌な気持ちになり、深く傷つく人もいます。
また、親だけでなく、兄弟など相手の身内を批判、否定する言葉も禁句ワードです。
夫婦喧嘩の禁句⑥ 暴言
「ブス、デブ、チビ、醜い、キモい、死ね、消えろ、うざい」
このような容姿を否定するような暴言、罵倒するような言葉は当たり前ですが禁句ワードです。
頭にきて論理的な会話ができなくなるとつい捨て台詞のように言ってしまうなんて人も多いかもしれませんね…。
ですが、これらの暴言は、話を逸脱するだけでなく、相手のコンプレックスを抉り、傷つけ、不信感を生み、夫婦間に何もメリットになりません。
喧嘩中に思わず放ってしまった、相手のコンプレックスを抉るような言葉は破壊力をもつため、注意が必要です。
いかがでしたか?
夫婦喧嘩は売り言葉に買い言葉で、つい言ってしまうこともありますよね。
ですが、今回ご紹介した禁句ワードを避けるだけでも、無意味な傷つけ合いの喧嘩になることは減るでしょう。
これらの禁句ワードを頭に入れて置き、普段から、夫婦喧嘩で頭に血が上ってしまっても言わないようにしようと心に留めておくといいかもしれません。