付き合うなら、相手は優しい人であってほしい……きっとほとんどの人がそう思っているハズ。
だけど、優しい人とひとことで言っても優しさには色んな種類がありますよね。身近な人には、上辺だけじゃなく本物の優しさを持っていてほしい!
「本当に優しい人」を見分ける自信、ありますか?
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、本当に優しい人とはどんな人なのか、本物の優しさを見分けるポイントについてお教えします。
「付き合ったあとで優しい人が豹変した」「優しい人だけど一緒に居ると辛い」など、好きな人の性格や本音が見抜けず困っているなら、久我山ゆにに話してみませんか?
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本当に優しい人の見分け方① 相手の考えや価値観を尊重できる
本当に優しい人の見分け方1つ目は、「相手の考えや価値観を尊重できる人」です。
例えば、理不尽に辛い思いをしている友達がいるとします。この友達から事情を聞いた人が「許せない! 文句言ってやる」と加害者に突撃するのって、一見、正義感あふれる優しい人。
だけど、辛い思いをしている本人の気持ちを確認せず勝手に行動したなら、本当に優しい人とは言えません。
「波風を立てたくない」「仕返しが面倒」などの理由で、テキトーに聞き流すのが一番だ、と本人が考えている場合もあるからです。
自分の為に一緒に悲しんだり怒ったりしてくれる人がいるのは幸せなこと。
だけど、相手の価値観や考えを無視するのは、ある意味、加害者のやっていることと同じになってしまいます。
人の為に行動しているようで、実は自分が気持ちよくなっているだけ……って人は本当に多いです。
本人が何を望んでいるのか確認した上で、自分にできることをやれるのが本物の優しい人です。
本当に優しい人の見分け方② 誰に対しても平等に接する
本当に優しい人の見分け方2つ目は、「誰に対しても平等に接する人」です。
優しい人だと思っていた人が、他の人に対して全然違う接し方をしていたらちょっと衝撃ですよね。残念だけど、自分の好き嫌いや損得勘定で相手への態度を変えるタイプの人ってことです。
ありがちなのは、自分より立場が上か下かでコロっと態度が変わるパターン。立場が弱い人には横柄な態度なのに、立場のある人にはゴマ擦り状態で、オイシイ思いをしようと企んでいます。
異性に対しても、好みの子には「優しい人モードで対応」、苦手な子には「塩対応」に。
「好きな人にだけ優しい人はモテる」って言うけど、それは好きな人以外には冷たくして良いってワケじゃなく、どこまで踏み込んで良いかの加減の部分。
好きな人以外の異性に対しても、「友達」としての範囲内で優しくありたいですよね。
本当に優しい人の見分け方③ 言いづらい事もちゃんと言ってくれる
本当に優しい人の見分け方3つ目は、「言いづらいこともちゃんと言ってくれる人」です。
中途半端に優しいと、自分の言葉で人が傷つくのは辛いので、気付かないフリをしたり改善できないまま受け入れようとしたりするくらいしかできません。
相手にとって必要なことなら、傷つけるのを承知で伝えるなんて、自分にはメリットゼロどころかマイナスですよね……。
相手の為に嫌な役割も引き受けるのは、本当に優しい人にしかできない行動です。
本当に優しい人の見分け方④ 自分に依存させない
本当に優しい人の見分け方4つ目は、「自分に依存させない」です。
相手の為に行動できる人と一緒にいると、してもらう側がその状況に甘えるようになりがちなのもまた事実。
「この人が居てくれれば安心だ」と信頼してもらえるのは嬉しいけど、自分が居ないと成り立たなくなるのは、お互いの為になりません。
本当に優しい人はそこまで見越して、自分が動く時と相手に任せる時を使い分け、依存関係にならないような人付き合いができます。
本当に優しい人の見分け方⑤ 見返りを求めない
本当に優しい人の見分け方5つ目は、「見返りを求めない」です。
自分のしたことへの見返りとして「コレお願いね!」と交換条件を出すのは、むしろお互いにスッキリ割り切れて良いのかも……。
気をつけるべきなのは、見返りなんて考えていなかったのに、無意識に期待しちゃっているパターン。実は、これがすごく多いんです。
例えば、相手が困っている時はいつも助けてあげるし、それを苦に思ってもいなかったけど、いざ自分が逆の立場になって何かに困った時、その人は何もしてくれなかった……。
これってすごくモヤモヤしますよね。見返りを求めたつもりはなかったけど、実は相手に期待していたんです。
相手が自然と「いつかお返しできる場面では自分が助けたい」と思ってくれれば最高だけど、こっちから「そういうもんでしょ?」と押しつけるのは違います。
優しい人であろうとする時、見返りを求めるのはNGです。
筆者:久我山ゆに