多くの夫婦が一度は考えることがある「離婚」。
世の中の夫婦はどんな時に離婚を決意するのか? 一方で離婚を回避した夫婦は何が踏みとどまらせる理由になったのか?
今、タイムリーに離婚を考えている人にとってはすっごく気になるところですよね。
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、夫婦が離婚を決意する瞬間についてお話しします。
「離婚すべきか悩んでいる」「離婚後の生活が不安」など、1人で悩んでいませんか?
下の「相談する」のところから久我山ゆににお話聞かせてください。相談メールは随時受付中です。
妻が離婚を決意する時って?
妻が離婚を決意する時
・性格の不一致
・モラハラ、DV
・夫の不倫
・金銭問題
・夫の家庭への無関心
妻が離婚を決意するほど悩まされてきたのは、このような問題。
DVは命に関わるし、子どもにも被害が及ぶ可能性大なので、すぐにでも離婚を決意すべき案件!
同じく最近よく耳にするモラハラも、精神的な暴力と言われるように、日常生活に支障が出るほど追いつめられるケースも少なくありません。
妻が努力でなんとかなる問題ではないので、離婚を決意するのは賢明です。
夫が離婚を決意する時って?
夫が離婚を決意する時
・性格の不一致
・モラハラ
・妻の不倫
・セックスレス
・妻の親族との付き合い
夫が離婚を決意する理由の中で、妻の親族との付き合いってちょっと気になりませんか?
嫁姑問題なら昔からよく取り上げられるトラブルだけど、妻の親族ってパターンは聞き慣れないような……?
実は子どもがいる家庭に意外とよく起こる話で、夫が仕事で留守の間、妻の親が家に入り浸るようになったり、逆に妻が頻繁に実家で過ごすようになったりで、夫より家族感出ちゃうやつです。
育児を支えてくれる大人がいるのはありがたいけど、パートナーである夫が入れない(入りづらい)環境になっているのは本末転倒ですよね。
離婚を決意!クリアしておきたいのは ①子どものこと
離婚を決意したら、クリアしておきたいのは子どもの問題です。
どちらが子どもと一緒に暮らすかはもちろん、養育費や離れて暮らすことになるほうの親との関わり方など、人によってさまざまなので、自分達の場合どうするかを決める必要があります。
考え方によっては、夫婦仲が険悪になる前に離婚し、良い関係のまま子どもを育てるパートナーになるのを決意するのもアリかもしれません。
「離婚」は子どもを傷つけると思い込みがちですが、無理やり夫婦を続けて仲の悪いところを見ながら育つほうが悪影響になることもあります。
離婚を決意!クリアしておきたいのは ②手続き関係
離婚を決意したらクリアしなきゃいけないのが、諸々の手続きです。
離婚すると夫婦の財産は半分に分けることになるので、 家や車を所有している場合、使い続けるか売却するかで手続きが必要になってきます。
夫名義のローンで建てた家に妻と子どもが住み続ける場合、名義変更が必要だったりもするので要確認。
「スマホのプラン、家族割にしてたのに~」とか地味に対策が必要なことも出てくるので、離婚してスッキリできるのは、手続き地獄を乗り越えてからになりそうです。
離婚を決意!クリアしておきたいのは ③名前、どうする?
離婚を決意したら悩まされるのが、名前の問題。
「離婚してキッパリ縁を切りたい」と旧姓に戻す人もいれば、「旧姓に戻すと仕事に支障が出る」などの理由で夫の姓を使い続ける人も少なくないです。
何より気になるのは、子どもへの影響ですよね。
離婚が珍しくない時代なので、案外子ども達のほうが友達の姓が変わることに慣れていたりして、進級などキリの良いタイミングで変えてしまうのもアリかもしれません。
母子ともに夫の姓を名乗る場合、母が再婚して離婚など再び姓が変わる時に、1つ前の姓にしか戻れなくなるので、自分が育ってきた名前には戻れなくなるリスクも知っておきましょ。
筆者:久我山ゆに